かねてよりつくりたいと思っていたメンズ服。
siimeeの手紡ぎコットンのような手仕事でつくられるメンズ服って、あまりないのではないかと思う。
でもさまざまな方と話をしていると、男性でもこのような天然素材や手仕事に興味を持ち、着たいと思ってくださっている方に出会ってきた。
そこでずっとメンズをつくりたいと思っていた。
どんな服だったらこの素材感をメンズの皆さんにも心地よく着てもらえるだろうか。
ひとつ考えていたのは「羽織り」だった。
出かけるときに、それをまとうことで気持ちが切り替えられるのがジャケットのような羽織る服。
ラオスの手紡ぎコットンは、柔らかくカジュアルな雰囲気がありながら、
光が当たるとその織り目が美しく、ウールでいうツイードのような上品さもある。
それで羽織りをつくることで、フォーマルすぎない、けれどもゆるすぎない美しい羽織りができるのではないかと思った。
そこで今年の後半はメンズ製作に取り組み中。
今いくつかのサンプルができあがっており、これを着てもらって、改良をしていく予定だ。
服飾の勉強はレディースをベースにしてきたので、メンズの身体はまだまだ未知なことが多い。
でもそれがとても面白く、楽しくものづくりを進めています。
メンズの皆さま、どうぞ完成したら一度袖を通しにいらしてください!